たまに書くこともある

主に過去の記録です。

昔話

たまには文章を残そう。

 

先日のライブ(関係各位、来場者の皆様ありがとうございました!)で、

大学時代にいた軽音サークルの大先輩に遭遇、お話したのもあり、昔の音源掘り返したり、当時を思い出していた。

 

ただいま37歳のオッサンが聴くと、もちろん今でも震え上がる完成度の音もあれど、所々、ん?となるというか、詰め甘いなー アレだなーとか上から言えるようになってしまったが、それは年と経験も重ねた結果言えるのであって、、当時は、そんなことは思わず先輩スゲー、目標だ!とか、認められたいなーとか思うわけであった。

だいたいからして、追っかける側のそんな私と違って20歳前後でそれを創り出す側に辿り着いていた先人はやはり凄かった訳である。

 

録り音もその時々のエンジニアの個性がある。

私も録ったが、今思えばパンク・ハードコア・メタルにどっぷり浸かってきた身、その世界の音作りしか知らなかったのだろう。ハード側のバンドでは良い方向に出ていたが、ポップス志向のバンドとかでは、ハァ・・・?となっていたのではなかろうか・・・今聞くと、なんかダメ出しくらった記憶が蘇ると共に意味がわかってくる・・・あの頃、もう17年前なのに!けっこう覚えてる!

今みたいに情報源が多くなかったし(先輩におんぶにだっこ、お世話になりました)、機材的にも制約多かったってのはあるが。当時は、その目の前にあるやり方、しか選択肢が持ててなかった。

若さとかで片付けたら乱暴だけど、他に選択肢がある(他のやり方の方が合っている、結果として良くなる)なんてなかなか気づけなかったもので。先人や自己の否定みたいなものだし。向上心がある人はその壁を高くとも乗り越えてきたのだろうけど。自分含め大半はそこまででない。

※しかしよくあんなちっこい画面でやってたものだ。それでもデジタルで劣化考えずできたし、カセット時代の先人には頭が上がらない。

 

レコーディングに限らん話になってきましたが。

そして教える側になれば自分の方法論こそが正義になって、他人にとってもそれこそがベストだ!と教え回ることにもなり。ハマれば良いが、合わずに反発、チグハグになったり、離れていったり。変な染まり方をしたり、迷走していく例も、、今思えば本当にたくさんあったな・・・あの頃は同じようにできない、通じない相手に合わせた伝え方をできる人は少なかったと思う。逆もまた然りで、都合の良いことしか聞いてなかったりもした、けど。

やること自体が楽しいと思って参加したはずなのに、結果(出来)を問われまくったり、結果出さねえならやめちまえー、とかなると、完全に仕事やスポーツの世界である。そんな環境をキープしてたら、それ志向の人は良かっただろうけど、失った&失わせたものごとも多いよな、と。

 

こういう経験は活かしたいものです。

目的意識の違い・・・プロ志向とアマ志向、趣味志向など一緒に足並み揃うかというと、まあ揃わんでしょうけど、区別して、志向の近い者に特化するやり方だけが答えなのか?というと、そうは思わなくなってきた。あまりにも離れていなければ、共存することでお互い得るものもあったりする、ハズ。

 

しかし

ビックリするほど、00年代の音や情報はもうwebに残っていない。そもそも動画が一般的でなかったし、myspacemixi&それ以前の、、自前HPや魔法のiらんどとかレンタル掲示板時代だったゆえでしょうが。

 

懐古厨でした。